Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

パン・デ・ムエルト

ハロウィーンの翌日は諸聖人の日。あるいは万聖節、死者の日とも。
A.K Laboで、メキシコの死者の日(Dia de Muertos)にちなんだパンやドリンクを楽しめるというので行ってみた。

賑やかに飾り付けられた店内には、数席のカフェスペースもあって、すでに埋まってた。
もともとコロナ禍による入店制限があるんで、少し待ってからお店に入り、次に待つ人を気にしつつ、急いでパンだけ購入。

パン・デ・ムエルトPan de Muerto)、すなわち「死者のパン」。

伝統的な死者のパンは、同じ生地でクロス状の装飾をした丸いパンなんだけど、こちらはシュガーデコレーションを施した、大きめの人型。

パン・オ・レのようなさっくり軽い生地で、顔のパーツは砂糖菓子かと思ったら、粉を水で練っただけのような味気のない焼き物だった。
軽くておいしいもんだから、しっかり完食。
そして、伝統的スタイルのほうのパン(オレンジの香りづけをしてあるらしい)をなぜ一緒に買わなかったのか、今になって自分を問い詰めたい気持ち。

【Data】
 店名:A.K Labo
 場所:東京都武蔵野市中町3-28-11
 価格:540円