A.K Laboの月替わりフランス郷土菓子、今月はイル・ド・フランス地域圏ヴァル・ド
ワーズ県より、ガトー・モンモランシー。
パリ郊外にあるモンモランシーは、かつてのサクランボの名産地。そのため、モンモ
ランシーの名はサクランボのお菓子の代名詞にもなっているそう。
サクランボをあしらったドームは、サクランボの詰まったピスタチオ風味のムースを
チョコですべらかにコーティングしたもの。薄いスポンジとクランチチョコを重ねた
土台にのせてある。
チョコのサクサク感と濃厚な甘さ、サクランボのさっぱりした味わい、ピスタチオの
風味が合わさって、とてもおいしい。
「フランス菓子さんぽ」と題してフランスの95県それぞれにまつわるお菓子を毎月ひ
とつずつ紹介するこの企画。今月で一巡したそうで、来月から二周目に入るとのこと。
もうひとつ買ったのは、本日の復活祭、フランス語でいうPaques(パック)にちなん
だお菓子、ニ・ド・パック。直訳すると「復活祭の(鳥の)巣」。
サブレの台にリング状のカダイフらしき極細生地を載せ、真ん中のくぼみにカスター
ドを絞り、4色のムースの卵を積み上げると、鳥の巣の出来上がり。
卵は色ごとにフランボワーズ、パッションフルーツ、ピスタチオ、生クリームと異な
る味を楽しめる。
サクサクのサブレはこんがり香ばしく、カダイフがパリパリですごく飛び散るけど、
おいしくいただいた。
【Data】
店名:A.K Labo
場所:東京都武蔵野市中町3-28-11
価格:ガトー・モンモランシー・・453円
ニ・ド・パック・・・・・・432円