A.K Laboの月替わりフランス郷土菓子は、アルザス地域圏オー・ラン県よりクグロフ。リボーヴィレ
の町にクグロフの起源にまつわるエピソードが伝わっていて、毎年6月にはクグロフ祭りが開かれるの
だそう。
大きさは握りこぶしくらいと個食向きになってるけど、レーズンを混ぜてアーモンド粒をトッピング
したオーソドックスなスタイル。こんがりよく焼き上がっていて、でもしっとり感も残して軽すぎず、
おいしくいただいた。
カレ・ベルガモットはクッキーを台にしてチーズケーキ、柑橘のムースを重ね、クリームをたっぷり
デコレーションした角形ケーキ。
ベルガモットは苦みが強すぎて生食には向かないらしいけど、A.K Laboでは清見オレンジと合わせた
コンフィチュールを出しているので、ムースにはそれを使っているのかも。
カマンベールとおぼしいチーズケーキの濃厚な味わいと穏やかな柑橘の香りが美味。
カダイフ・ノワは極細麺のようなカダイフ生地を使った、ちょっとトルコっぽさを感じるタルト風の
焼菓子。
台生地はナッツの濃厚さに加え、シロップびたびたの濃密な甘さ。極細の堅焼きそばみたいなカダイ
フは、中のほうはシロップを含んでしんなりしてるけど、表面はパリパリとして香ばしい。
こういう中東系の激甘菓子も大好物なんでおいしく完食。
【Data】
店名:A.K Labo
場所:東京都武蔵野市中町3-28-11
価格:クグロフ・・・・・・・432円
カレ・ベルガモット・・432円
カダイフ・ノワ・・・・378円