Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

イデアル・マコネ ほか

先月は一度も訪問できなかったA.K Labo。今月は気合を入れ、酷暑をおして訪れるなり。

今月の月替りフランス郷土菓子は、ブルゴーニュ・フランシュ・コンテ地域圏ソーヌ・エ・ロワール県マコンより、イデアル・マコネ

「マコンの理想」という名のお菓子は、シュクセ(アーモンドパウダー入りのメレンゲ生地)にプラリネクリームをサンドしたもの。M.O.F.(国家最優秀職人章)受賞者の職人さんによって1986年に作られたそうで、歴史はわりと新しめかな。

メレンゲ生地はちょっとねっちり気味で、フォークがすっと入らないから手でちぎってしまった。
プラリネクリームにさらにアーモンドのプラリネもまぶしてあって、ナッツ風味がたっぷり濃厚。とても美味なり。

ただ、ふとレシートを見たら税率が10%になっていて、これは打ち間違いかしらねぇ。

もうひとつ、本日のフラン バオバブも購入。こちらはちゃんと税率8%だ。

バオバブの実はビタミンCやポリフェノールなど栄養豊富なスーパーフードで、そのままだとかなり酸味が強いので甘味づけして使うらしい。このフランは蜂蜜が入っているような感じ。

そもそもバオバブの味を知らないんだけど、蜂蜜っぽい甘さと風味の向こうに、なんだか甘酸っぱいようなさわやかな風味を感じる。台生地はサクサクの練り込みパイで、とてもおいしくいただいた。

【Data】
 店名:A.K Labo
 場所:東京都武蔵野市中町3-28-11
 価格:イデアル・マコネ・・・495円(tax10%)
    本日のフラン・・・・・475円