昨日は父の一周忌と納骨のため、菩提寺のある愛知へ。父の祥月命日にはちょっと
早いけど、祖父(父の父)の月命日でもあり、ごく近い親戚が会して和やかにつつ
がなく法要をとり行うことができ、ひと安心。穏やかな春の陽気のもと、すべてが
順調な、ほとけのご加護を感じる一日だった。
法要のあと、埼玉から車で来てくれた姉夫婦より、途中の浜名湖SAで買ったという
たこまんのお菓子セットをもらう。
うなぎいもタルト、うなぎいもどら焼き、大砂丘 チーズクリーム、凧たこあがれ
の4種詰め合わせだ。
「うなぎいも」は、そういう種類の芋があるわけではなく、うなぎをさばいたあと
の残渣=頭や骨などを肥料として栽培した芋のこと。浜名湖名産のうなぎ、遠州浜
で昔から作られているさつまいもをコラボさせた、新しいブランドなんだそう。
そのうなぎいもを使ったお菓子のひとつ、うなぎいもタルト。
一見すると沖縄の紅芋タルトの色違いバージョンみたい。ソフトなタルト生地に詰
まったお芋フィリングは、ねっとり濃厚で意外とあなどれないおいしさ。
もうひとつのうなぎいもどら焼きは、当然ながら芋あん入り。
皮もしっとり柔らかくておいしいし、芋と手亡豆のあんはほどよい芋風味。
食べ始めたら止まらなくなっちゃって、ほかの2つも開けてしまう。
大砂丘 チーズクリームは、チーズクリームをサンドしたブッセ。
生地はきめ細やかだけど柔らかすぎずにいいあんばい。クリームはプロセスチーズ
を使っているので、まさにプロセスチーズの味がする。最近はナチュラルチーズを
食べることが多いので、なんだか懐かしい味わいだった。
凧たこあがれは、浜松まつりの凧揚げ合戦にちなんだお菓子。子どもの誕生を祝い、
その健やかな成長を願って空を舞う大凧に見立てた、かすてらラスクだそう。
静岡産の小麦粉、遠州菊川の卵、三ケ日みかんといった地元の素材を使用。はかな
いとまでは言わないけど、とてもサクサクと軽く、ほんのりとしたみかんの香りと
やわらかな玉子風味がかなりいい感じ。