東京の、というか自分の周りでは桜のシーズンはもう終わり。ピークを過ぎたあとも花吹雪の中をそぞろ歩くのは幸せな気分だったけど、昨晩からのえらい雨風でそれもおしまいだ。
あとはせいぜい甘い桜を堪能しなくっちゃ、というわけで、シェ・リュイの桜モンブランをいただく。ついでにタルト・オ・フロマージュも。
桜モンブランは、薄くしっかり焼いた小皿みたいな生地にしっとりしたスポンジを乗せ、マルカルポーネのクリームを重ねて、桜風味のクリームでトッピング。クリームの中にはいちごのゼリー(?)入り。
マルカルポーネのクリームはくどさがないし、いちごのゼリーは酸味が効いているので、全体的にさっぱりとして、なかなかおいしかった。
タルト・オ・フロマージュは、かなりしっかり焼いてあって表面がこんがりしてるし、水分もとばしてある感じ。でもタルト生地はわりと柔らかめだった。
味はまあ平均的というか、もっと濃厚でもいいくらいかな。中にレーズンと杏が入っているのがアクセント。
モンブランもタルト・オ・フロマージュもどちらもチーズでかぶっちゃったけど、さして重たくもなく、わりとおいしくいただいちゃった。さすがにご飯は抜きだけど。