Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

ニ・ダベイユ ほか

A.K Laboの今月の郷土菓子は、グランテスト地域圏オー・ラン県よりニ・ダベイユ

直訳すると「蜂の巣」。ドイツはモーゼル発祥のお菓子がフランスのアルザスに伝わり定着したそう。そういえば、ドイツにもビーネンシュティッヒというパン菓子があるね。

ブリオッシュのような軽い生地にカスタードクリームをサンドし、表面にはアーモンドをトッピング。
トロペジェンヌと似たような感じだけど、表面のアーモンドが蜂の巣ように見えるのが名前の由来かつ特徴らしい。
カスタードクリームはバニラの香りが濃厚で、しかも中にはプルプルのはちみつゼリーが入ってる。軽いけど、とてもおいしい一品。

もうひとつ買ったのはミゼラブル

ベルギーの伝統菓子で、ジョコンドと呼ばれるアーモンドのスポンジ生地とバタークリームを重ねた、「惨めな」名前とは裏腹にリッチなケーキ。
バタークリームがもうほんと濃厚で、バタクリ好きにはたまらない。
10数年前に丸の内のエシレのお店で買ったのがミゼラブル初体験で、それっきり身近ではお目にかかったことがなかったよ。これ、定番にしてくれないかなあ。

【Data】
 店名:A.K Labo
 場所:東京都武蔵野市中町3-28-11
 価格:ニ・ダベイユ・・464円
    ミゼラブル・・・540円