Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

フールセック・デ・ムエルトス

日本のお盆に似たメキシコの伝統行事「死者の日(Dia de Muertos)」。
毎年10/31~11/2の3日間は故人の魂がこの世に戻ってくるとされ、各家庭で祭壇をしつらえたりお墓を飾り付けたりし、街中ではお祭りイベントが催されるのだそう。

そんな死者の日にちなんで、洋菓子店のA.K Laboが出していたクッキーの詰め合わせ、フールセック・デ・ムエルトス

12センチ角くらいの缶の中は、数種類のクッキーなどがぎっしり詰まってる。
真ん中にどーんと置かれているのは、死者の日に欠かせないカラベラ(がい骨)。

骨の形のクッキーは、ライ麦粉入りで香ばしく、甘さ控えめ。ほろほろとしたココアのクッキーはほんのりビター。締まった歯ごたえのお芋風味なキューブ型クッキーに、刻みアーモンドをまぶしたカリッと軽いマコロン風クッキーと、オレンジの香り爽やかな、口の中でシュッと溶けるメレンゲ
どれもおいしくて、かなりのハイペースで完食してしまった。
大散財。でも大満足。

【Data】
 店名:A.K Labo
 場所:東京都武蔵野市中町3-28-11
 価格:2,700円