Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

肉桂餅

デパ地下の銘菓コーナーのイベントで買った肉桂餅(にっきもち)。作って
いるのは堺の老舗和菓子屋、八百源


肉桂餅についてはお店のWebサイトに詳細な説明があったので、以下に転載。


  『南蛮貿易の港町として栄えた堺。堺の材木町にて八百屋宗源は、ヨー
   ロッパや中国・ルソンから何百種もの香料・香木を輸入し、日本全国
   に商っておりました。 その香料の中で「肉桂」(シナモン)は香りも
   よく、珍重されておりました。


   その「肉桂」を柔らかな求肥に練り混ぜ、小豆のこし餡を包み、新し
   い菓子として生まれたのが「肉桂餅(にっきもち)」です。「肉桂餅」
   はその歴史と 「わび」「さび」にも通じるセピア色の姿、千利休生誕
   の地、茶の湯発祥の地としての「堺」の歴史が生んだ伝統の和菓子で
   す。』



求肥はとても柔らかで、焼菓子の八ツ橋並みに濃厚な肉桂の香りが広がる。
こしあんがよく合っていて美味。


【Data】
 製造者 :有限会社八百源来弘堂
 場 所 :大阪府堺市堺市車之町東2-1-11
 購入場所:東急百貨店 吉祥寺店B1F 諸国銘菓
 価 格 :3個入り 650円