Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

月窓餅

デパ地下の銘菓コーナーにあった、愛媛は大洲の和菓子屋さん、村田文福老舗(むらたぶんぷくしにせ)の月窓餅(げっそうもち)。
昔話の文福茶釜を連想させる店名とパッケージだけど、どういうつながりなのかはわからない。

大洲市Webサイトの観光情報ページに掲載の情報によると、

 「創業1624年から旧大洲藩公の御用菓子司が代々受け継ぐ銘菓」
 「大洲藩第2代藩主加藤泰興公の大好物であり、第3代藩主泰恒公が
  泰興公の号「月窓」から「月窓餅」と名付けたと言われています。
  国産の高級素材のみを使い、こし餡を本わらび餅で包み、青大豆
  きな粉をまぶした、やわらかく口の中でとろけるきめ細かい口ざわ
  りが特長の和菓子です。」

とのこと。

本わらび粉のみを使ったお餅は歯切れがよく、こしあんはとてもみずみずしい。口に入れると、ほんとにスッととろけるよう。
青大豆のきな粉は、通常のきな粉と違ってほんのり青さを感じる香り。
これはかなりおいしいですぞ。小ぶりでさらりと上品な味わいに、2個とも一度に食べてしまった。

【Data】
 製造者 :村田文福老舗
 場 所 :愛媛県大洲市田口字今出甲2624-6
 購入場所:東急百貨店 吉祥寺店B1F 諸国銘菓
 価 格 :2個 247円