昨日、デパ地下の銘菓コーナーで見かけた、梅花亭のみかさやま。
都内に同名の和菓子屋が複数あるので紛らわしいけど、こちらの梅花亭は嘉永3年
(1850年)に大伝馬町で創業した老舗の和菓子屋さん。
前に食べたどらやきがおいしかったし、入荷は曜日限定だそうなので、せっかくの
機会に買わない手はない。
三笠山と聞くと一般的などら焼きを思い浮かべてしまうけど、これは青えんどうの
餡を薄いカステラ風の生地で包んだおまんじゅう。
お店のwebサイトによると
「時の外務大臣大隈重信公が、菓子の欧風化に抗して和菓子も進歩せよと命ぜら
れ創作」
「梅花亭の銘菓で青えんどうの飴をはじめて使用した点で歴史的な菓子」
とのことで、奈良の若草山(三笠山)を想って創ったものだそう。
皮はとても薄くて甘い香りがする。若草色のこし餡は、豆くささのないさらりと
上品な味わいで、とてもおいしかった。
どらやきに続き、これも良品。
【Data】
製造者 :有限会社梅花亭中村
場 所 :東京都中央区新川2-1-4
購入場所:東急百貨店 吉祥寺店B1F 諸国銘菓
価 格 :248円