Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

朝市せんべい

先の日曜日、出光美術館へ行った帰り道、とあるビルの一角で輪島物産展が開かれていた。

輪島はまだ震災のダメージを完全に脱しきれずに、こうやって各地でPR活動をしているんだろうか。はっぴを羽織ったおじさまたちが表に出て呼び込みをしてらしたので、それならと入ってみることに。


もちろん、輪島復興の一助になれば、なんて思ったところで、40万円のつやつや光る漆のお椀はもちろん3万円のお箸だって手が出やしない。

結局、買ったのは会場で唯一置いてあったお菓子、朝市せんべい。輪島の朝市にちなんであるんだろうね。製造元は輪島の栄煎堂というおせんべい屋さん。


味は大きく分けて塩味と甘味の2系統あり、その中でさらにこんぶ、えび、くるみ、松の実などの種類がある。ばんばん試食させてくれたので、ばんばん食べちゃった。

生地にジャガイモの粉を使っているそうで食感は軽いんだけど、塩系のほうがやや固め。見た目も味も、どことなく南部せんべいを思い起こさせるもんがある。

甘系は卵をつかった私好みのタイプなので、くるみ白ごまを購入。サイズは大きいけどサクサクと軽く、ごまやくるみが香ばしくっておいしい。


1枚ずつ個包装されているので食べやすいし、小麦粉と卵の甘いおせんべいが好きな人にはお勧め。