Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

旧暦の聖夜に

昨年のクリスマス前に買い込んだリンデレープクーヘン。日持ちがするのでぼちぼち楽しもうと思っていたら、さすがに期限が迫ってきた。


リンデで売っていたのはどれもチョココーティングされたタイプ。星形のシュテルンレープクーヘンとハート形のハートレープクーヘンはほぼ同じもので、違いは形と表面のナッツの有無だけ。生地はみっしりと目の詰まったパンのような、硬くもなく柔らかくもない食感。

そして、かじったとたんに口に広がるスパイスの香りの強烈なこと!もうほとんど漢方薬の域に達しているんではなかろうか。マジで舌がしびれるよ。私は大好きだけど、人によって好みがわかれそう。


駄菓子でおなじみの円盤形チョコカステラを巨大化したようなのがエリーゼレープクーヘンで、生地はふかふかのケーキ風。香りはマイルドだし、オレンジピールが入って、ちょっとスパイスの利いた焼菓子みたいな感覚で食べられる。


手のひら並みの大きさだからボリュームがあるけど、どれもスパイスのおかげかチョコがけのわりに甘ったるくないし、とてもおいしかった。


クリスマスに限らず、いつでも食べたいよぅ。