Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

春の野にいでて苺つむ

このところ巷にあふれる苺、いちご、イチゴ。いちごの旬って春から初夏あたりじゃなかったんだっけ...?


先日、出かけた先で中村屋を覗いてみたら、いちご味のわかなのが店頭に並んでいたので購入。特にいちごのお菓子が好きなわけではないけど、近隣の中村屋ではわかなのを置いていないから、これは買わねば。


下から薄いカステラ生地、いちご餡、桃山のような生地が層になっていて、桃山よりはだいぶしっとりしている。甘さがほどほどだし、いちご餡も自然な風味でおいしかった。


中村屋のお菓子はかぐやかふくみかなど、“和”を感じさせる名前が多いのもあってか、わかなのと聞くとどうしても和歌を連想してしまうなあ。

 君がため 春の野にいでて若菜つむ わが衣手に雪はふりつつ