最寄のイトーヨーカドーの食料品売り場にちょっとした銘菓コーナーのようなものがあって、亀屋万年堂の商品がいくつか置いてある。
ロシアケーキとかナボナとか、どちらかというと懐かしいお菓子ばかりなんだけど、たまに覗くとナボナの新顔が入っていたりして、実はあなどれないことに気が付いた。
一月ほど前にお目見えしたニューフェイスはルバーブ味。旬の味ではあるんだろうけど、目の付け所が斬新かつ意外。
ルバーブなんて、パティスリやどこか高原の土産物屋でパイ、ジャムを見かけるくらいのもの。なじみが薄いのに、売れる自信があったんだろうか。
ずっと前にルバーブのタルトを食べたときは、甘酸っぱくて悪くなかったものの、なんだか掴みどころのない印象でそれっきり。
でもまあ、この手のお菓子としては珍しいし、ナボナは好きだし、値段も115円と手ごろなので買ってみた。
甘酸っぱいクリームに、ルバーブの甘煮とおぼしきかけらが入っていてけっこうおいしい。レモンや砂糖で煮てあるから、結局ルバーブそのものの味というのはよくわからないけど、酸味とか食感を楽しむものなのかな。
お菓子のホームラン王には、これからもいい当たりを期待。