Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

あの娘可愛や

‘甘夏のスフレ’というフレーズに惹かれ、ムッシュ・エムの「柑寛(かんかん)」を買ってみた。
本店は行ったことがないけれど、田無駅前のASTA吉祥寺ロンロン三鷹にも店があり、それぞれわりと賑わっている。
ただ、店舗によって置いてある商品が微妙に違うので要注意だ。この「柑寛」は吉祥寺で購入。


冬場には「和栗のスフレ」があり、それは栗の風味が良くておいしかった。季節によって種類が変わるけど、基本的にここのスフレは好きなほう。
「柑寛」も、しっとりしたスフレ生地に甘夏のジャムが入っておいしい。が、ジャムがあまりに少なすぎ。てっきり生地に混ぜ込んであるものだと思い込んでいたら、プレーンな生地の下にぽつぽつとジャムの点が沈んでいただけで、肩透かしをくらった気分。
甘夏が売りなら、もうちょっとはずんでおくんなさいよ。私の鼻と舌ではジャムの味を捕らえ切れやしない。


一緒に買ったミルクプリンの「ミルプン」は、いかにも牛乳!な味わいとぷるぷるした舌触りでおいしい。添えてあるクリームが濃厚で、あっさりしたプリンとよく合う。レモン味といちご味は未確認だけど悪くなさそう。


「柑寛」はいい娘さんだけど、私のタイプではなかったということで。