Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

くにたち櫻サブレ ほか

先日、吉祥寺駅構内(改札外)のコンビニで、国立市にある洋菓子店の焼菓子を見かけ、いくつか買ってみた。
1955年創業の老舗洋菓子店、白十字国立市に何の縁もない私でさえ名前は知っていたので、近隣エリアにも名が通ったお店ってことなんでしょう。

くにたち櫻サブレ

白十字のお菓子は、国立市の物品を集めた通販サイトでも購入できるようで、そちらにあった商品説明は次のとおり。

大学通りの桜をモチーフにしたサブレ」「ピーナッツ入りで香ばしく焼き上げました」。つまり味ではなく形が桜ということですね。

こんがりと焼き上げてあり、わりとしっかり目の歯ごたえ。ピーナッツはかなり細かくしてあるのか、固形の存在はわからなかったけど、香ばしくておいしいクッキーだった。

マドレーヌ(黒糖)

「旧国立駅舎柄のカップで焼き上げたふんわりとしたマドレーヌ」とのこと。

国立のシンボルともいえる存在だった、JR中央線国立駅舎。中央線の高架化工事に伴い2006年に解体されたものの、2020年に再築・復元され、今は国立市の公共施設としてイベントなどにも使われているんだそう。

生地は手でポクっと割れる、ふかふかではないけど堅くもない密な質感。黒糖の風味がよくて、とてもおいしい。

三角屋根のケーキ

「国立のシンボルである赤い三角屋根をイメージした、アーモンド味のパウンドケーキ」ということで、これも旧国立駅舎モチーフですね。

アーモンド風味の生地とココア生地の2層構成で、ぎゅっと濃厚なアーモンドの香りが立ち上る。ドイツ菓子のレーリュッケンを三角屋根型にしたのかな。しっとりして、くどさや雑味もなく、おいしくいただいた。

【Data】
 製造者 :有限会社白十字
 場 所 :東京都国立市富士見台1-37-28
 購入場所:NewDays アトレ吉祥寺店
 価  格:※実際の購入価格はセルフレジ割引5%OFF
      くにたち櫻サブレ・・・130円
      マドレーヌ(黒糖)・・200円
      三角屋根のケーキ・・・200円