Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

もみじもいいけど桐もいい

デパ地下へ行くたび足が向いてしまう全国銘菓コーナーで、もみじまんじゅうの隣に並んでいたのが桐葉菓

製造元はもみじまんじゅうで有名なやまだ屋。名前のとおり桐の葉の形をしているんだろうか、もみじまんじゅうとの違いはなんだろうかと気になったので買ってみた。


開封すると中から出てきたのは角型のカステラまんじゅうで、表面には花札や家紋でなじみ深い桐の花の絵柄があしらわれている。

もみじまんじゅうと一線を画すのはその皮。割ろうとするとなんだか引きがあって、口に入れるともちもちの食感。中に入っているさっぱり目のつぶしあんとの相性もよく、とてもおいしくいただいた。


ところで桐って、身近なようで実はよく知らない植物なのだな、ということに気が付いた。親は姉と私のために植えちゃくれなかったし、実物を見たこともない。桐葉菓がほんとに桐の葉形だったら、言われなきゃわからないな、たぶん。