Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

旬彩揚萬念(梅あん)

友達への手みやげにしたことはあっても、なぜか自分で食べたことのなかった、吉祥寺あまの揚萬念。小振りな揚まんじゅうなんだけど、定番のこしあんのほか、季節ごとに変わるあんこもあり、今は梅あんだというので梅好きとしては無視できない。


大きさは一口サイズよりも少し大きいかな、という程度。これで90円かあ、と、ビンボー臭い思いが頭をよぎってしまった。

よく揚げてあるのか、ぶつかり合うと乾いた音がするほどしっかりしていて、かじるととても香ばしく、サクサクした歯ごたえ。たっぷり詰まったあんこは、思いがけないほど酸味がきいてさわやかだ。ただ、皮の香ばしさに負けて、梅の香りはあまりわからなかったな。


こんがりと揚げてあり、紙をしくとかなり油染みになるのに、食べても油っぽくはない。小さめだし、おやつにつまむのにいい感じ。