Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

最後の晩餐

明日はいよいよ実家の引っ越し。同じ町内を距離にして500メートルほど南西に移動するだけなんだけどね。でも、私ら姉弟にとって、生まれ育った家がなくなることには変わりない。


というわけで、弟は愛知から駆けつけ、隣町の姉も馳せ参じ、一家そろって実家での最後の晩餐をいただいた。
一家全員が一緒に暮らしていたころの思い出話に花が咲き、おなかがよじれるやら、涙がでるやらで、切なく楽しいひとときを過ごせたのはうれしいかぎり。


デザートは、姉が地元商店街の洋菓子屋さんで買ってきてくれたケーキ。名前は忘れたそうだけど、カスタードのケーキとホワイトチョコのムースとのこと。

カスタードのケーキはピスタチオ風味のビスキュイの間にカスタードクリームがたっぷりはさんであり、イチゴもごろごろ入っておいしい。

ホワイトチョコのムースも底部のスポンジはピスタチオ風味だった。こちらもいいお味。


名の知れた店というわけではなく、普通の街のケーキ屋さんなんだけど、ベーシックにおいしいケーキを作ってくれるので、我が家ではみんなお気に入り。

おかげで楽しくおいしい最終章を迎えることができたし、善哉、善哉。