Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

和風ミルクレープ?

いくつか買いたいものがあって、自転車で立川に行ってみた。中央線に沿って走ればいいだけなのに、思いっきり迷走。帰路、西国分寺を過ぎて次は国分寺に向かうはずが道をそれ、気が付くと東芝の工場が見える。そして、降り始めた雪の中、府中刑務所の塀を眺めながらしばし呆然。我ながら情けなくて涙が出るわい。


へろへろになりながら持ち帰ってきたもののひとつが、笹屋伊織どら焼。棒状のどら焼なんていったいどんなものなのか気になってしょうがないので、毎月20〜22日の限定販売日に合わせて足を運んでみた次第。


しおりには、竹皮に包まれている状態のまま切り分けるよう書いてあるので、そのようにしてみる。切り口はなんだか真ん中にあんこの入ったバウムクーヘンのよう。皮の焼き加減は半生な感じで、ミルクレープみたい。

お坊さんのおやつとして銅鑼を鉄板代わりにして焼いたのが名前の由来ということで、銅鑼の形に焼いたいわゆるどら焼とはまったく別物と考えるべきなんだろうな。これはこれでおいしいと思うけど、私は普通のふんわりした皮と粒あんのどら焼のほうが好きだなあ。


ドラえもんもこのどら焼はタイプじゃないかもね。