シュトーレンもクリスマスのお菓子としてすっかり定着し、いろいろな店で買うことができるようになった分、どれを選ぶか迷ってしまう。どれも少しずつ味見をしたいのに、たいていホールで売っているので、なかなかそういう訳にもいかないのだ。
そんな折、多奈加亭でカット売りのシュトーレンを見かけ、おいしそうだったので購入。パパの手作りシュトーレンとママの手作りシュトーレンの二種類。
パパの方はオーソドックスな形で厚さは1.5センチほど。レーズンやいちじくなどのドライフルーツとアーモンド、くるみ入りで、香り付けはシナモンとナツメグ。
ママの方はかまぼこに近い形で厚さが2.5センチとやや厚め。レーズン、オレンジピール類とヘーゼルナッツ、クルミが入り、ナツメグとカルダモンで香り付け。まぶしてあるのはきび砂糖とのこと。
口当たりはどちらも少しふんわりして、リンデのシュトーレンよりもソフトみたい。特にパパはスパイスの風味といい、フルーツケーキにも少し似ている。
色はパパの方が少し濃いめで、フルーツやナッツの種類もママより多いはずなんだけど、ママの方がきび砂糖がけのせいもあってか濃厚に感じた。
どちらもそれぞれにおいしくて甲乙つけがたし。