Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

南蛮渡りの甘味

実家は父と母だけで切り回す、ど零細企業。そろそろリタイアに向けて整理を始めたいとのことで、年末の大掃除もかねて片付けを進めるらしい。というわけで、このところ土休日は実家で埃にまみれながら助太刀いたし候。


一仕事終えたあとはもちろんお茶とお菓子で一服。今日は福砂屋のカステラだ。これはお世話になってる会計士さんからのいただきもの。


生地はしっとりときめが細かく、くたびれた体に甘さが染み渡って幸せ気分。底のざらめがもっとざりざりしてもいいくらい。

以前リスボンで買ったカステラの先祖パンデローもおいしかったけど、日本で帰化したカステラも、まったく引けを取らないおいしさだ。


ところで、カステラというとこの福砂屋文明堂のものをいただくことがほとんどなんだけど、地元長崎ではどうなんだろう。松翁軒も名前はよく耳にするし、地元民ご推奨のカステラが知りたい。