トゥクトゥク(三輪タクシー)の運ちゃんに連れて行かれた、バスターミナル近くの宿で夜を明か
したのち、またトゥクトゥクをつかまえて市内へ。
安くもないけどそう高くもない、ほどほどのゲストハウスに部屋をとり、近くの食堂へ繰り出す。
遅めの朝食は、ほぼ28時間ぶりの食事だ。お米のうどんみたいなさっぱり麺が、しみじみとうまい。
15,000kip(約195円)なり。
地元のおばさまたちや、学校帰り(?)の高校生たちが次々と席を埋め、お店のおっちゃんは大
車輪。
強烈な暑さに耐えかね、ちょっと観光しては宿に戻って休み、また出かけては戻り、を繰り返す。
6時を過ぎて日が傾いてくると、さすがにしのぎやすくなる。メコン川沿いの道には衣料品や雑貨
の市が立ち、地元の人たちで賑わう。
川べりの広場にはエアロビクスに興じる一団がいて、公園では子どもたちが大はしゃぎ。
“生活”を感じる光景に胸をほんわりさせながらそぞろ歩くのが楽しい。
屋台で買った揚げ菓子とみつ豆風ドリンクで、軽い夕食。
餃子みたいな形のものは、クセのないひき肉入り。
黄色いドーナツ風のものは、何の味かわからないけど、ベースはエッグドーナツ的。
ボール型ドーナツは、開口笑ですな。
揚げ団子風なのは、薄めのもっちり生地の中に、ほろほろの黄味あん入りでうまい。
4個で4,000kip(約50円)だったので、それぞれ1,000kipかな。
みつ豆風ドリンクは、さっぱりした甘さのシロップに、氷と金時豆かいんげん豆のような甘い煮豆、
ナタデココのようなものが入ってる。ほんのり煮豆の味がして、とてもおいしい。
これは1袋6,000kip(約80円)。
ぽてぽて散歩していると、店先に鶏やら魚やらを並べて焼き焼きしている食堂が目につく。
いろんなものを食べたくて焦っているのもあり、すでに満腹だけど、ちょっと無理して夜食を追加。
揚げ春巻きと、丸ごと焼き鳥、あわせて40,000kip(約500円)。どちらも食べやすく切ってお皿に
盛り、サーブしてくれる。
揚げ春巻きは、悪くはないけど皮が硬いなあ。
焼き鳥はにんにくを基調にほんのりスパイス風味。皮はパリパリ、肉はわりと締まった感じでおい
しい。でもやっぱり量が多すぎた...。
過ぎたるは猶及ばざるが如し。