Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

水羊かん

実家の母からの指令により向かった先は、新宿の京王百貨店、催事場にて開催中の駅弁大会。といっても、狙いは駅弁じゃないんだけど。

10時半頃に会場に到着すると、すでに人、人、人の波。実は駅弁大会は初体験なので、こんなすごいことになっているとは知らんかった。

なんとか荒波を乗り越え、虎屋ういろえがわの水羊かん大和屋の守口漬を入手せよというミッションを無事に遂行したあとは、重いもんばっかりで腕がしんどいし、人ごみでくらくらするし、さっさと帰ってきちゃった。こんなじゃ、もし、駅弁を買ってこいと言われても、それはちょっとミッションインポッシブルだなあ。


ういろうも守口漬もおいしいけど、自分でも特に楽しみだったのはえがわの水羊かん。何年か前の冬、金沢や東尋坊など北陸を回ったときに初めて食べて以来、“冬の水ようかん”に開眼してしまったのだ。お土産に持って帰ったら、母も同じくはまったらしい。

久々に食べるえがわの水羊かんは、やっぱりおいしいなあ。いかにも寒天のお菓子らしいさらっとした食感と黒糖の風味が好きだ。コクがあるのにさっぱりしてうまい。


冬季限定といわず、夏も食べたいっス。