Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

月餅

今日は中秋、十五夜お月さん。夜空に浮かぶ皎々たるそのお姿は、名月と呼ぶにふさわしい。といっても、ほんとの満月にはあと2日ばかり足りないんだけどね。


今年は中華風に、月見団子の代わりに月餅をいただく。といっても中村屋の月餅だから和菓子みたいなもんか。

胡麻餡と白胡麻餡の2種類あって、表面の絵柄はお月見をモチーフにした二羽の兎たち。黒ごまのほうは、すすきの原で仲良く並んでお月見、白ごまのほうはともに杵を振り上げお餅つき。


胡麻餡は中に求肥を包んであり、黒ごまの風味が濃厚。白胡麻餡の中にはさらに黄身餡入りで、 最初はごまの風味たっぷりなのが、食べ進むうちに黄身餡の風味が勝ってくる。どちらもくどさのない食べやすい味でおいしかった。


中華街に行けばいろんな月餅があって楽しいしおいしいんだけど、ふだんのおやつには中村屋もお手頃で悪くないよー。