Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

四天王寺の五色豆

日本に生まれてよかったと思う理由のひとつが甘い豆。豆のスープやカレーも好きだけど、甘く炊いたお豆のおいしいこと!

小豆、大豆、虎豆、花豆、うぐいす豆など種類も豊富なら、それらの化身も羊かん、まんじゅう、甘納豆をはじめ多彩だ。


最近、そんな豆好きには気になる、5種類の豆を使ったどら焼きというものを吉祥寺で見かけ、買ってみた。大阪は四天王寺名物だという、茜丸本舗茜丸五色どらやき。これって大阪では有名なのかな?


使われているのは金時豆、虎豆、うぐいす豆、白手亡豆、小豆の5種類。これらの甘い豆がごろごろと詰まっているの妄想し、すごーくわくわくしながら割ってみると...。

ベースのこしあんの中に甘納豆が混ぜ込んである、といった体で、ちょっと拍子抜けしてしまった。開封前の勝手な思い込みが強すぎたらしい。


まあ、お豆ざくざくの夢は破れたものの、あんこは澄んだ色の上品な仕上がりだし、皮はわりとしっとりして、全体に甘めだけどおいしゅうございました。