Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

とんびと鷹とヘリの舞

またしても母のリクエストによりお出かけ。本日は浜離宮恩賜庭園へ。
最後に来たのは汐留の再開発工事が始まった頃なので、十数年ぶりってことか。


ほかの都立庭園に比べるとケタ違いの広さ。茶屋が点在し、広い池には長い橋が
数カ所かかる。



ぽかぽか陽気に誘われて、ほころびかけの梅もちらほら。


本日のお目当ては、広場で行われる放鷹術の実演。もともと将軍家の御鷹場だっ
浜離宮ならではのイベントだね。


放鷹術実演の前には合気道の演武も。


諏訪流の鷹匠鷹匠補6名がいくつかの技を披露。

ちょうど箱根駅伝のゴールと重なる頃合いだったせいか、頻繁に上空をヘリが飛
び交い、鷹がプロペラ音に驚いてしまうアクシデントも。
あと、とんびがやたらと近くを飛び回ってたけど、鷹の存在に刺激されたのか?


広場にはおしるこや甘酒、お団子などの販売ブースも並び、「将軍の雑煮」なん
てのもあり。十一代将軍家斉の食事記録に残るレシピをもとに再現したんだそう。
一杯600円なり。

ダシの効いた澄まし汁に、焼いた角餅、里芋、蕗、結び昆布を入れ、仕上げに花
がつおをひとつかみ。シンプルで塩気が強いけどおいしかった。