Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

ドイツ的クリスマス気分

日比谷公園で12月11日から25日まで開催される「東京クリスマスマーケット2015」。
初日の様子をテレビ中継で見た母が行きたいというので、一緒に繰り出すなり。


メインの入口は、日比谷通り側のウェルカムゲート。


ドイツからやってきた、高さ14メートルの木製クリスマスピラミッド。

各層それぞれにいろんな人形が飾られ、メリーゴーラウンドのようにくるくる回って
る。


ちょうど昼どきなのもあって、会場内は人だらけ。

飲食店のブースはどこもかしこも行列で、コーヒーを飲むにもひたすら並ぶ。


どうにか入手した、カリーヴルストと白ソーセージのスープにベルギーのりんごビー
ル、アップルボック。

カリーヴルストはソーセージのグリルにフライドポテトを添え、ケチャップとカレー
粉をかけた、ベルリン名物のファストフード。冷えて固くなったポテトが残念。
スープは澄んだコンソメ仕立てで、塩気が強いけどいい味してる。柔らかなソーセー
ジもおいしい。
アップルボックはなんとぬる燗。フルーティで軽く、コリアンダーリコリスが入っ
ているので、ちょっと独特な風味もある。母が「アルコール度3.1%なら大丈夫じゃな
い?」というから選んだけど、やっぱり下戸な二人にはダメージゼロとはいかず。


デザートはコーヒーと揚げ立てのフライドバームクーヘン。

バームクーヘンはすごくふかふかで、とろけそうに柔らかくなってる反面、衣の味し
かわからない。


お値段は、カリーヴルストとスープが各500円、ビールと揚げバームクーヘンが各700
円、コーヒーは300円。このていどの味でこれかあ、という思いもあるけど、ま、お
祭り価格だからね。


大テント内のステージでは、日時ごとにいろんなアーティストの演奏やパフォーマン
スを楽しめる。

ミュンヘン出身の男声ヴォーカル・アンサンブル、Nostalphoniker(ノスタルフォニ
カー)のみなさんはクリスマスソングなどを披露。

ステージ上には5人いたけど、ピアノ担当の人が撮れなかった。


ステージや会場内の雰囲気も含め、なんやかんやで2時間ほど楽しませてもらいました。