Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

月世界

デパ地下の銘菓コーナーに置いてあった、富山銘菓の月世界。やけに箱が軽いのと、この名前がなんだか気になる。


開けてみると軽いのは道理で、まるで軽石みたいな気泡いっぱいの固形物だ。淡い黄色は夜空に浮かぶ月のよう。

さっそくガリガリとかじりつくと、思ったほど硬くはなく、淡雪羹を乾燥させたらこうなるかな?というような食感。口の中ですっと溶けて広がる卵の風味が、なんとも柔らかでおいしい。

これはいったいどういうお菓子なのか。説明書きによると、「新鮮な鶏卵と和三盆、白双糖を煮詰めた糖蜜と合わせて乾燥した口当たりのよい上品な菓子で、富山を代表する銘菓です。」とのこと。


富山のお土産には、白えびせんべいよりもこっちのほうがウェルカムだなあ。