ふくれ菓子と聞くとカルメ焼きのようなぷくっとふくらんだお菓子が頭に浮かぶんだけど、実際には蒸しパンに似た鹿児島の郷土菓子なのだった。
もともと家庭で作られてきたお菓子なんだろうし、レシピもシンプル。だからといって自分で作ろうということにはならないのが私の無精なところで、スーパーの銘菓コーナーにあった、まるはちふくれ菓子店さんのふくれ菓子（黒砂糖）を買うなり。
ふくれ菓子が普通の蒸しパンと違うのは、重曹を使うところ。レシピによっていろんなパターンがあるんだろうけど、水や牛乳、酢も入るので、しっとりむっちりとして、蒸しパンより軽いように思う。
まるはちふくれ菓子店さんのふくれ菓子も、黒砂糖の風味を堪能できておいしかった。手作りおやつっぽい素朴さもじんわりくる。
ほかにもいろんなフレーバーがあるみたいなので、それらも食べてみたいな。
