Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

手風琴のしらべ

週明けには力仕事があるからと連休前に言い渡されていたので、いったい何ごとかと思いつつ会社へ行くと、待っていたのは引っ越しだった。諸般の事情により隣り合う二つの島を総入れ替えするんだって。

ま、隣の島へ移動するだけだからいいんですけど、2ヶ月前にも移動したばかりですよ、私。もう今年はこれで三度目っス。

その代わりというわけでもないんだろうけど、連休中に岡崎のご実家へ帰省されたという我が上司のSさんから、お土産に備前屋の和風パイ、手風琴のしらべをいただいた。

そういえば休み前に、「岡崎に帰るけど何か欲しいものある?」と訊かれ、反射的に備前屋のお菓子をお願いしたんだった。いつも備前屋ものばかりだから他に希望があれば、と気を利かせてくれたんだろうに、ほかは思い浮かばなかったよー。


気を遣って今までに買ったことのないお菓子を選んでくれたらしく、この手風琴のしらべは初めて食べる。パイ生地であんこを包んだよくあるタイプのお菓子だけど、パイ生地がしっとりして香りもいいし、こしあんはなめらかで甘さもほどよく、好みの味だった。


あとは冗談で「カクキューの赤出しがあるとうれしー」などとほざいておいたら、ほんとのほんとに買ってきてくださった。しかもちゃんと我が家の定番、赤出し銀カップ(袋でもオッケー)。値段も味も、これが一番手頃なのですよ。ありがとうございました!