ここ数日、会社で助っ人労務者と化していたせいか、意外と疲労が蓄積しつつあるようだ。朝は二度寝しても寝覚めは最悪、腕は痛いし、何よりも甘いものへの渇望がいつにも増して止まない。
そんなわけで朝からアイスクリームをむさぼる始末だよ。餓えを満たしてくれたのは、カネボウのアイベジィ ラムイチジク。
卵も牛乳も使わず、豆乳を原料にした完全なる植物性なので、正確にはアイスクリームではないんだけど。
スプーンですくって口に入れるとラムの香りに続いて甘さが広がる。というかかなり甘い。濃厚さを出すために甘めに作ってあるのかなあ。それともイチジクの甘みとの相乗効果なのか。
イチジク自体はラム酒漬けのものをペーストにして練り込んであるらしく、目にはさやかに見えねども、どこを食べてもまんべんなく味わえる。
全体には豆乳臭さもなく、卵も牛乳も使わないのに感心なくらいよくできていると思う。ラムの香りとイチジクのプチプチした食感も楽しめておいしかった。
アレルギーでアイスクリームが食べられない人には、けっこう福音的デザートなんじゃないかな。
でもやっぱりほんとのアイスクリーム、卵と牛乳のアイスクリームとは何かが違うような気がする。たぶん、コクとか滑らかさあたりが。
バターとマーガリンの違いみたいなもんか。