Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

紅茶スコーン

昨日は出光美術館の「肉筆浮世絵のすべて」展を見に行ってきた。浮世絵というと思い浮かべるのは版画の役者絵や美人画だけれど、本来は肉筆の風俗画も含めたもっと幅広い絵画のことを指すんだということを初めて知った次第。

葛飾北斎美人画を描いているのも知らなかったし、富嶽百景なんかとまったくテイストの違う絵があって、しかも描いたのが御年88歳のときだとか、目からウロコだよ、ほんとに。

美しさの点では勝川春章が文句なし。全体として細やかな絵画表現なのは、肉筆ならでは、かな。


出かけたのが遅かったので寄り道している時間がほとんどなかったんだけど、せっかくだから帰る前に新丸ビルをちょこっとだけ覗いてみた。が、しかし、地下道からB1フロアに入ってみると、人、人、人の波。恐れをなして、パンだけ買って退散しちゃったよ。


とりあえず自分好みのハード系のパンが置いてあったイグレックプリュスにて、人ごみにもまれつつ紅茶スコーンやプリューノというハードパン、そのほか甘系のパンをいくつか購入。そしてプリューノとスコーンは本日の昼食に。

プリューノはアールグレーの茶葉入り生地にプルーンとマカダミアナッツ(?)が入ったもの。生地がもっちりと引きがあっておいしい。欲をいえばプルーンもナッツももっとたくさん入っているほうがうれしいな。

スコーンも紅茶でプリューノとかぶってるけど、好きなものだけ選ぶとそうなるのは当然か。このスコーンはわりと柔らかだけどきめはざっくり。好みのタイプでおいしかった。


でもまあ、リピートはしないでしょう。普段遣いにはちときついお値段だし、そもそもパン買いに行くのに丸の内は遠すぎじゃ。