Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

大いなる一文字違い

カロンといえば、彩りも鮮やかな、有名パティシエの手になる華やいだマカロン・パリジャンが思い浮かぶ一方、マコロンときたらなつかしのおやつ、駄菓子を指すのがほとんど。ルーツは同じなのにずいぶん差があるもんだ。


味覚が庶民なせいか、マカロンには心惹かれないけどマコロンは大好き。スーパーの88円均一コーナーで見かけて久しぶりに食べてみた。製造者は志村菓生堂という会社。

このガリガリした食感と口に広がるピーナッツの香りに誘われ、次から次へと手が出てしまう。


仙台にも仙台マコロンという伝統駄菓子があって、こちらのほうはピーナッツだけを使ったサクサクの軽い口あたり。100円均一菓子系のマコロンとはまた違った豊かな味わいは、駄菓子と呼んでは申し訳ないけど、やっぱり素朴系ではある。