先日、友人のお通夜のため豊橋へ出かけた母の代わりに実家でおさんどんしたら、手間賃にお菓子をもらった。豊橋では名の通った（と思う）若松園という老舗の和菓子屋さんが駅ビルの中にも入っているので、そこで買ったそうだ。
若松園といえばゆたかおこしが有名で、私もそれしか食べたことがない。これはおこしといっても雷おこしや粟おこしと異なり、あんこをはさんだ柔らかタイプ。
それなりにおいしいんだけど、そもそも私はおこしをさほど好まないし、母もたまには違うものが欲しかったらしく、今回はバラの焼き物系が二種類。
店の名前と同じ若松は、軽い麩焼せんべいにこしあんをはさんだもので、あんは硬めにしっかりと炊き上げられ、甘みのないせんべいに合わせてか、わりとこってりしている。惜しいかな、私は麩焼があまり好きではない...。
もうひとつの茜は、人形焼のような生地を薄く焼いた甘い皮に粒あんがはさんであるもの。皮にひきがあるというか、少しもっちりしていておいしい。
手間賃もらえるのもありがたいし、こういう現物支給は大歓迎だわー。
