Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

甘露を一粒

山梨名産のぶどうを使ったお菓子をいただいた。月の雫という風雅な名前の、江戸時代からある銘菓らしい。

メーカーがいくつかあるので、特定の店のオリジナル商品を指すわけではないようだ。


生の甲州ぶどうの粒を砂糖蜜でコーティングしただけの、シンプルといえばシンプルな作り。

口に含むと、砂糖蜜のじゃりじゃり感と甘さのあとにぶどうの果汁がじゅっと出てくる。(ついでに種も)

なんだかボンボンを食べているみたい。ぶどうの果汁がほんのりワイン風味になりかかっているあたりも。


ボンボンと違うところは2個目に手が出ないってところかな。決してまずくはないんだけどね。