和菓子にわさびを使っているというのが珍しくて気になっていた、栄太樓の玉だれ。興味と不安が半々だけど、意を決して味見することに。
見たところは長さ15センチくらいの、蛇みたいなふにふにした求肥。芯の部分は味甚粉と大和芋のすりおろしをベースに砂糖とわさびで甘辛にこしらえたものらしい。
しゃりしゃりした舌触りのあとに、けっこう本格的なわさびの辛さを感じる。寿司でも食べてるような奇妙な味わいで、しかも油断してるとマジで鼻につんとくるよ、こりゃ。
すごく独創的でユニークなお菓子だとは思うけど、胸がつかえてきて3口が限界。いくら甘辛好きといえども、わさびの“辛”との取り合わせはいただけないッス...。