Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

芋はないけど

今日はあっぱれな秋晴れで、ポタリングするにはもってこい。で、また自転車を阿佐ヶ谷方面へぷらぷら走らせ、帰りに荻窪宝来家へ寄り道。ケーキが食べたいような気もしたんだけど、持ち帰りが大変だし、母のリクエストが和菓子だったので。


行ったのはタウンセブン内の売店ではなく本店。いつも店の前を通るばかりで、実際に入るのは初めてだ。なかなかどっしりした店構えで、中にはイートインスペースなのかテーブルと椅子席もあった。


季節柄、栗ものが欲しいので「栗いち」というお菓子、それから「南瓜の華」というお菓子を購入。お芋のお菓子もあれば芋栗南瓜の三点セットになったんだけどね。


栗いちは餅生地でこし餡と大きな栗がまるまる一粒くるんであり、ごく控えめな甘さでとてもおいしい。南瓜の華は、むらずずめ風の生地でかぼちゃ餡を茶巾風に包んだおまんじゅうで、これまたかぼちゃの自然な風味を生かした餡がおいしい。


渋い店構えに少したじろいだけど、値段もさして高くはないし、お気に入りのお菓子屋リストに追加しておこう。