Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

サクサクベトベトな幸せ


会社でのお昼はパン、と決めている。たぶんこの10年近く、職場はいくつか変わったものの、お昼のメニューは「パン、ヨーグルト、フルーツ」の御三家+飲み物の、不動のラインナップだ。ちゃんと家から持参しているけれど、お弁当とは言わないんだろうな、この場合。
パンは菓子パンかハード系のパンにジャムなどサンドしたものが鉄則。甘系のベーグルもいいね。


デニッシュやパイは、ご飯代わりとしては頼りないので基本的には選ばないものの、珍しく誘惑に負けて買ってみたのが‘メゾンカイザー’の「キャラメルパイ」。
すごくいい色だったのと、私の手のひらくらいの大きさがあって、これなら満腹になるだろうとの読み。
パイはサクサクといくつもの層ができていて、さすがチェーンのパン屋とは違う。中にはキャラメルのペーストと、噛まなくてもいいくらい柔らかな桃の甘煮が入っていて、これまたうまい。
難点はパイ生地がホロホロ落ちることと、表面がキャラメルがけのため手がベトベトすること。本を読みながら食べるのには向かなかった。でも、おいしく食べておなかいっぱい。


もうちょっと安ければ、もっと幸せ。