Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

1080年目のお不動さま

母とふたり、電車を乗り継いで成田山新勝寺へ。


なんでも今年は成田山が開かれてから1080年目にあたるそうで、4/28〜5/28の1ヶ月
間は、「成田山開基1080年祭」の特別開扉や様々な記念行事がめじろ押し。
成田山新勝寺といえば、いつもテレビで節分の豆まき光景を見るだけだったので、こ
の機会に行ってみようということに。


表参道は統一感のある街並み。コンビニや銀行、新しい飲食店なども昔ながらの建築
に合わせた作りになっていて、違和感なく溶け込んでる。


参道にはウナギ屋さんが多く、歩いていると蒲焼のいい匂いが漂ってくる。
通りに面した場所でウナギを捌いて串打ちしている店もいくつかあり、入店待ちの客
が列をなしてた。
仏さまの門前でバリバリ殺生してるなあ、と思わないでもないけど、おいしいよね、
ウナギ。


総門と仁王門を順にくぐり、境内へ。



大本堂では、ご本尊のお不動さまの前で御護摩祈祷が執り行われていた。


額堂は信徒から奉納された額や絵馬などをかける建物。


1080年祭の記念事業として建立された醫王殿と、その奥にそびえる平和大塔。


大本山というだけあって境内は広く、伽藍の規模が大きい。ひととおりお参りして回
ると、けっこう脚がくたびれてしまったけど、極上の日和の中、滴るような緑に囲ま
れて気分は上々。



ベンチに腰かけて一休みしていると、真っ青な空を飛行機とツバメが行き交うのが見
える。
ツバメの住む街は良い街だと勝手に思っているので、ますます気持ちがいい。


お不動さま、大日如来さまほか諸仏のご加護をいただき、天気に恵まれ交通もスムー
ズ、申し分ない1日でありました。