Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

すずやき

春一番だったんですな、今日の風は。昼のうららかな陽気に誘われ、チャリでぷらぷら出かけたら状況が急変。えらい目に遭った。

あまりの風にチャリを漕ぐこともできず、世界は茶色に染まり、目を開けることもできず...。自宅へ戻る途中、へたれて実家に緊急避難しちゃった。鼻をかんだらティッシュが黒いし、顔洗ったら水が茶色い〜。


それはさておき。

鈴カステラは子供の頃からの好物だけど、鈴焼きなんてものがあるのは、最近まで知らなかった。

若干高級系の食品スーパーに伊藤軒さんの鈴焼があって、一度食べたらおいしかったんだけど、今回買ったのは普通のスーパーにあった、こまどり製菓すずやき。こまどりのイラストがちょっとレトロでいい感じ。

実は母も前から気になっていたんだそうで、ちょうどよかった。


鈴焼がいわゆる鈴カステラと違うのは、ただグラニュー糖をまぶしてあるだけじゃなく、糖衣がけっぽいところ。これが口の中で甘く溶けてうまい。ふかふかしたカステラの口どけもいいし、値段は100円ショップの鈴カステラの倍だけど、こっちのほうがおいしいや。


それにしても、「鈴焼」で検索かけると、和歌山の新宮にある和菓子屋さんのお菓子がやたらとヒットするね。5年以上前だけど熊野古道歩いて新宮にも行ったというのに、こんな素敵なお菓子の存在に気付かなかったとは!ちと悔しい...。