Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

ムラング・シャンティーイ/ブルトンヌ・クリュ

天気もよいことだし、実家と自分のおやつの調達に、自転車でぷらぷらとA.K Laboへ。ここはクロワッサン・ザマンドとかボストックとか私のツボなパンがいろいろあって、今まではパンしか食べたことがなかったのだ。

A.K Laboの初ケーキ、実家用にはシュー・ア・ラ・クレーム、自分用にはムラング・シャンティーイとブルトンヌ・クリュを買って帰る。


ムラング・シャンティーイは名前の通りメレンゲとクリームのお菓子。拳ほどもあるような2つのメレンゲの間に生クリームがはさんであり、このボリュームに圧倒されて選んじゃった。まあ大きいとはいえメレンゲだからね。

ほんとはメレンゲのお菓子ってそんなに好きなわけではないんだけど、これはとても軽くさっくさくに焼き上げてあり、文句なくおいしい。甘いメレンゲと甘さ控えめな風味の良いクリームがよく合うし、軽いからどんどん食べ進んでしまう。


ブルトンヌ・クリュは名前に惹かれて買ってみた。そしてその選択は大正解。

台生地は洋酒の効いたガレット・ブルトンヌ。表面を覆うバニラビーンズ入りのホワイトチョコの下から現れるのは、ミルキーでふわりとなめらかなババロア(のようなもの)。ほのかな甘さは砂糖じゃなくて牛乳の甘さかな。そして柔らかな塩味。

さらにババロアの中にはキャラメリゼされたアーモンドスライスがごろごろと。

何もかもがおいしくて、うっとりしながら完食〜。


実家へ届けたシュー・ア・ラ・クレームは、あとになって母から「おいしかったよー」と電話がかかってきた。好みのうるさい父もほめてたらしい。これって我が家的にはすごいことですぜ。