Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

ジェラート ピスタッキョ/ノッチョーラ

おととい、昨日と降り続いた雨もやっと上がり、青空も垣間見えることだし、朝早めに家を出てちょいとお出かけ。お目当ては渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムにて開催中の「ブラハ国立美術館展 ルーベンスブリューゲルの時代」。

子供の頃のトラウマ絵画No.1はなんといってもヒエロニムス・ボスの「快楽の園」をはじめとする作品群なんだけど、ブリューゲルの描く農民たちもNo.2の座を争うくらいのトラウマ絵画だ。

絵のテーマや暗喩なんか子供にわかるわけないけど、とにかくむさい農夫&農婦や義足の乞食たちがリアルで空恐ろしくて目が離せなかったんだよ...。

しかし、無知なことにブリューゲルは父やら子やら何人もいるということを、今日初めて知ってしまった。私が知っているブリューゲルブリューゲル(父)であり、どうやらトラウマ絵画たちは主にウィーン美術史美術館にあるらしい。

ボスのトラウマ絵画にはプラド美術館でお目にかかったけど、ブリューゲルはウィーンに行かねばならないようだ。


意外と混んでいて少しくたびれたのもあり、見終わったあとは東急本店B1のBABBIでちょっと一休み。だってビスタチオのジェラートがあるなんて、素通りできないよ。

ピスタッキョ(ピスタチオ)とノッチョーラ(ヘーゼルナッツ)の、私的には最強のナッツペアをカップでいただくなり。どちらもなめらかで濃厚で、まいうーの連発。

さすがに最後の方は少し重くなってきたから、濃すぎる取り合わせだったかも。おまけに、少々ばて気味の体にはヘヴィだったらしく、胸焼けまでしてきちゃった。あんなにおいしかったのに...。


好みだけじゃなく、ちゃんとバランスを考えろってことかな。