先日、吉祥寺の高知屋へゆずポン酢を買いに行ったときのこと。文旦ヨーグルトもおいしそうだな、と冷蔵ケースを覗いて見ると、その隣に宇宙を旅したヨーグルトなんてものが。
おもしろそうだから、文旦はやめてこちらに鞍替え。
まさかヨーグルトが宇宙食に?と思えばさにあらず、ソユーズに乗って宇宙を旅した乳酸菌が使われているヨーグルトなんだった。それにもちろん、宇宙から帰還した菌そのものじゃなくて、その子孫を使っているってことだよね。
ふたを開けると、分離した脂肪分が固まったのか、表面はねっとり濃厚な膜のようになっている。その下は、寒天で固めたつるつるタイプでも半液状のどろどろタイプでもなく、ナチュラルヨーグルトみたい。
酸味も強めだし、乳臭いというのかチーズっぽいというのか、そこらのおやつヨーグルトとは一線を画す本格派といった味わい。これぞ宇宙帰りの醍醐味?のわけないか..。
ところで、製造元のひまわり乳業って、高知およびその周辺を拠点とするローカル企業っぽいけど、どういう経緯でここの乳酸菌がロシアの宇宙船に積まれたんだろうか。