Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

素朴な重量級

1ヶ月くらい前の日曜日、ジブリ美術館の前あたりでかわいいお嬢さんが自転車を停めて何かを売っているのを見かけた。

そのときは寄り道してられない状況だったから素通りしたけど、それ以来どうしても気になるので、今日、ジブリ方面へ行く用があるついでに寄ってみることに。


お店(?)の名前は夕焼け小焼けで、売っていたのは玄米ワッフル。黒みつ、きなこ、プレーンの3種類とも1個200円なり。

限定10個だという黒みつはすでに売り切れ。きなこを5個もらおうとしたら残り4個しかないということで、それとプレーン1個をいただく。

売り子のおねーさんが、「卵も牛乳も使っていないのでヘルシーですよ。」といいながら自転車の荷台に積んだ保温釜のようなものから、ほかほかのワッフルを取り出し、袋に入れてくれた。


帰宅するころには冷めてしまったので、食べる前に電子レンジで少しだけあたためてみる。持つとずっしり重くて厚みもあるし、ワッフルというより密度のある蒸しパンという感じ。

生地はむっちりとして、玄米の香ばしさとほのかな甘みがなんとも素朴な味わいだし、表面の格子模様の目にきなこ100%みたいなペーストが詰めてあって、これまた香ばしい。

思いのほかボリュームがあるから、これ1個でけっこうおなかがいっぱいだ。


甥っ子の分をあわせて姉にも届けてきたけど、甥っ子にこの素朴さは受けるかな?