このところ世間では食品の消費期限に関する不祥事が取り沙汰されているけれど、我が実家にはもっと恐ろしいものがたくさんある。
しばらく前に母が珍しく牛乳羹を作っていたので、どういう風の吹き回しかとたずねると、台所の片づけをしていて棒寒天が出てきたからとのこと。
その寒天の袋に記載されていた賞味期限は今をさかのぼること10年余。それでも問題なく使えることに感嘆しつつ、母と二人でおいしく完食。
ほかにも半年前の豆腐(充填パックのもの)がとろけるような舌触りになっていておいしかったことやら、まあいろいろありますわ。
二人で1.5食分あれば足りちゃうような老夫婦だから、なにかと余りがちなんだよね。
冷凍庫の中も、たいてい何かしらアイスがストックされている。2〜3週間前からエスキモーのFami<クッキー&クリーム>という箱アイスがあり、これは別に古くないけど霜がつきはじめてたので少し分けてもらっちゃった。
れっきとしたアイスクリームだから意外とコクがあっておいしいし、小ぶりでするするとおなかに収まってしまう。口に入れやすいスリムな形もポイント高し。
もしかしてうちの母親は、こうやって食い荒らす奴がいるからますます補充に力を注いじゃってるのかしらん?