Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

これもひとつの昭和

レトロなケーキが食べたくなったら、武蔵境のパリジェンヌかカレリアへ行くことにしている。カレリアはパリジェンヌと違って、店の前を通ってもケーキ屋だとはわからないと思う。古くて小さくて目立たないし、自家製サンドイッチやメーカーの菓子パン、それにせんべいなどもあって、ケーキのシェアが大きいわけでもない様子。


でも、子供の頃を思い出すような素朴系ケーキが並んでいるのが、個人的にはツボ。種類はさほど多くないけど、日によって作るものを変えているらしく、欲しいケーキに出会えないこともあったりする。(店の人が不在でいくら呼んでもついに出てこず、手ぶらで帰ったこともあった...。)


今回はアラモードというプリンケーキを購入。その昔、親と一緒にお出かけすると、喫茶店なんかでパフェやプリンアラモードを食べさせてもらえるのが楽しみだったんだよなー。そんなことを思い起こさせる懐かしの一品。

フルーツが缶詰とあんまりつやのないイチゴだとか、プリンがかなり固めだとか、そんなことは二の次ということで。


今日は大晦日。なんだかんだとよく食べた一年であったことよ。それでもまだまだ食べたいものが山ほどあるんだから、世の中は広い。


来年も甘くおいしい日々を過ごせますように。