Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

ハロウィンだけど栗

会社帰りに寄りたいところがあって歩いていたら、携帯に姉から怒涛の愚痴メール。職場の若いもんが風邪だの二日酔いだので仕事にならず、ひとりで残業する羽目になったとか。


たまたまエスプリ・ドゥ・パリの近くを通りかかったので、スイーツでお慰めして差し上げることに。もう時間が遅くてケーキ類は残り少なく、かぼちゃモノもなし。で、栗のシブーストと焼き栗ほの香という半生菓子を自分用もあわせて購入。


栗のシブーストは、しっかり焼いたパイ生地にねっとりした栗のクリームと軽いムースが二層に重ねてある。全体に甘さ控えめで栗の風味もおとなしい。指先ほどの大きさに割った栗が入っているけど、こちらも自然な味だ。さっぱり食べられて、まあ普通においしい。


焼き栗ほの香はスイートポテトの栗版みたいなものか。生地には栗だけじゃなく白小豆も使ってあるので、栗の風味は柔らかめ。洋酒が利いてて悪い味じゃないんだけど、表面はしっかりで中がぼそぼそした食感なのがちょっと食べづらい。栗が一粒丸ごと入っているものの、189円という値段の割にはなあ...。


エスプリ・ドゥ・パリでケーキ買ったのはたぶん5年ぶりくらい。昔はよく買ってたけど、あんまり食べたいと思わなくなって、ここ数年はすっかり足が遠のいてた。
久々に食べてみて、この先もやっぱり自分では買わないだろうと改めて確認してしまったよ。あしからず。