Quailの日々雑甘

本物志向でもなきゃ違いのわかる舌もなく、お菓子ならなんでもおいしい雑食的日々の記

砂糖の家@ひばりが丘

先月のエリュシオンに続くひばりが丘のケーキ屋第二弾はメゾンドシュクレ


名前はこじゃれたパティスリっぽいけど、予想に反してこじんまりとした、装飾の類いがほとんどないシンプルなお店。ごく普通の街のケーキ屋さんという感じ。


ショーケースに並ぶケーキは15〜6種類で、これまたシンプル&ベーシックなカットケーキがメイン。素材は違えど、スポンジとクリームが層になった作りと形が共通なので、すごく整然と並んで見える。ほとんど315円なのがうれしい。
焼き菓子はダックワーズとクッキーが数種、あとはホールのパウンドケーキとシフォンケーキもいくつか。


買って帰ったのは「あんずのタルト」「黒ごまショート」「キャラメルなんとか(忘れた)」の三つ。


あんずのタルトはちょっと甘いけど、力強い杏の味としっかり焼きの入ったタルト生地がうまい。黒ごまショートはしっとりきめの細かいスポンジとしつこくない黒ごまクリームがおいしい。えぐみがないのでさらっと食べられる。キャラメルのケーキも、しっかりキャラメル風味でうまいー。


たぶん、スポンジもクリームも基本は同じで、それをバリエーション展開してるだけなんだとは思うけど、安いしおいしいし、ふだんのおやつにはぴったり。


店番してらしたのはTシャツ姿のちょっとごついおじさま。もしや彼がパティシエ?愛想はなくても、ちゃんと保冷剤を入れてくれてきっちり詰めてくれたのはさすが。